Zoomウェビナーの『概要』&『ミーティングとの違い』をザックリ解説します【セミナー向け】

  • ウェビナーってどんな感じなの?
  • ミーティングと何が違うの?

ウェビナーとは『ウェブセミナー』の略語(造語)で、セミナー向けに特化したシステムになっています。

今回は、Zoomウェビナーの『概要』と『ミーティングとの違い』について、ザックリ解説します。

基本的には、視聴者の顔は見えず、声も聞こえません。

  • 有料プラン+オプション料金が必要
  • 参加者は視聴するだけ
  • ホストから視聴者の顔は見えない
  • ホストから視聴者の声も聞こえない
  • 必要に応じて発言を許可できる
  • パネリストという参加区分がある
  • ブレイクアウトルーム機能が無い

Zoomウェビナーの『概要』&『ミーティングとの違い』

有料プラン+オプション料金

  • ミーティング…無料でも利用可能
  • ウェビナー……有料プラン+追加料金

ウェビナーを使うためには、まず有料プラン(プロプランなど)に契約した上で、追加料金が必要になります(月5,400円+税)。

一番下のグレードでも500人まで参加できます

以前は一番下のグレードで100人まででしたが、2021年7月から『Webinar100』が廃止され、最低500人になりました。

視聴するだけ

  • ミーティング…画面や音声付きで参加できる
  • ウェビナー……基本的には視聴するだけ

ミーティングは会議向けのため、必要に応じて顔を見せたり発言したりできます。

一方、ウェビナーでは基本的に視聴することしかできず、そもそもマイクやカメラのアイコンもありません(ホストの指示があれば音声参加などが可能です)。

ウェビナー概要007

誰からも見えない

  • ミーティング…他の参加者から名前(+画面)を見られる
  • ウェビナー……視聴者は誰からも見えない(ホストから名前は確認できる)

ウェビナーの視聴者は、誰からも顔が見えません。
(他の視聴者はもちろん、ホストからも見えません)

また、ミュート解除もできないので、声や音もzoom内にまったく入りません。

パチンコ店で視聴しても大丈夫

パネリストがある

  • ミーティング…ホスト/共同ホスト/参加者
  • ウェビナー……ホスト/共同ホスト/パネリスト/視聴者

ウェビナーには『パネリスト』という参加区分があります。

ホストや共同ホストが運営者・管理者なら、パネリストは発言者・登壇者のようなイメージです。

ホストが特定の視聴者をパネリストに昇格させると、自分でカメラをオンにしたり、ミュートを解除したりできるようになります(ホストによる制限が可能)。

画面を並べてシンポジウムのような形にもできます。

パネリストからもう一段階引き上げると、共同ホストになります。

ブレイクアウトルームが無い

  • ミーティング…参加者同士の交流がメイン
  • ウェビナー……視聴者同士の交流は難しい

ミーティングには『ブレイクアウトルーム機能』があり、参加者を各ルームに振り分けてグループでディスカッションをすることができます。

一方、ウェビナーには『ブレイクアウトルーム機能』がありません。ウェビナーはセミナー向けに特化したシステムであり、視聴者同士のディスカッションを想定していないからです。

ウェビナー概要001

チャット上で意見交換などをすることもできますが、あくまで文字でのやりとりになります。

パネリスト同士は、お互いに発言することができます。

まとめ

  • 有料プラン+オプション料金が必要
  • 参加者は視聴するだけ
  • ホストから視聴者の顔は見えない
  • ホストから視聴者の声も聞こえない
  • 必要に応じて発言を許可できる
  • パネリストという参加区分がある
  • ブレイクアウトルーム機能が無い

細かい違いはまだまだたくさんありますが、大きくはこんなところです。

視聴者が何もできない分、ホスト側の配慮が少なくて済み、運営がとても楽です。

セミナー開催にはとてもおすすめです。