招待リンクには2種類あることをご存じですか?
- パスワードが埋め込まれているもの
- パスワードが埋め込まれていないもの
今回は、それぞれのメリットとデメリット、切替方法を解説します。
もくじ
Zoomの招待リンクにパスワードを埋め込むメリットとデメリット
埋め込むメリット
最大のメリットは、クリックするだけで参加できること。
招待する側はパスワードを教える必要がありませんし、招待される側もパスワードの入力を省けます。
これが、パスワード入りのリンク。
『73746097631』がID、『pwd=ホニャララ』の文字列が、埋め込まれたパスワードの部分になります。
このリンクを招待状などで送り、参加者がクリックすると、パスワード無しでそのまま入室できます。
※逆に、埋め込まないことのメリットは、セキュリティ強化にあります(パスワードがわからなければ入室できない)。
埋め込むデメリット
それは、簡単に参加できてしまうこと。パスワードも不要で、リンクをクリックするだけですからね。
リンクが流出してしまった時点で、いつ第三者が入り込んでもおかしくありません。
パスワードが流出しても同じことではありますが、分けておけば危険も分散させられます。
※逆に、埋め込まないことのデメリットは、ワンクリックで参加できず、パスワードの入力が必要なことです。
パスワード埋め込み設定の切替方法
リンクにパスワードを埋め込むか否かは、設定からボタンひとつで切り替えられます。
まずは、マイページから設定へ。
少し下に『パスワードを埋め込みます。』という項目があるので、これをONかOFFにするだけ。
すると、リンクの文字列が変わります。
ミーティングをスケジュールした後でも、ここの設定を変えればリンクに反映されるので、新しくスケジュールし直す必要はありません。
まとめ:パスワードを埋め込むメリットとデメリット&切り替え方法
- 埋め込むメリット…ワンクリックで参加できる
- 埋め込むデメリット…セキュリティ面でリスクがある
- 埋め込まないメリット…セキュリティ強化
- 埋め込まないデメリット…パスワード入力の手間
- 切り替えは設定からボタンひとつでOK
- スケジュールした後でも変更は反映される
セキュリティのことを考えれば、パスワードを埋め込まない方が無難です。
パスワードが流出したら意味はありませんが、それでも危険性は抑えられますからね。
信頼できる身内やメンバーだけであれば、パスワードを埋め込んでもいいと思います。
状況に合わせて使い分けましょう。
IDとパスワードの両方が流出しても、『事前登録制&手動承認』という方法を使えば、参加者を選別・制限することができます。
詳しい設定方法は、また別の記事で順次解説していきますね。