- 待機室って何?
- どうやって使うの?
『待機室』とは、参加者の入室を一旦保留する機能です。
ホストの許可が必要となるため、仮にIDやパスコードが流出しても、待機室で足止めすることができます。
今回は、『待機室』の使い方と、メリット・デメリットについて解説します。
- 参加者は、まず『待機室』に入る
- 『許可する』で正式に参加を許可する
- 『削除』すると強制退出
- 一括でメッセージを送れる
- 不審者の入室を防げる
- 参加者が多いと許可する作業が面倒
- 名前で判断できないときはメッセージで確認
もくじ
『待機室』の使い方
有効にする/無効にする
ミーティングの設定画面で、待機室にチェックを入れると有効になります。
![zoom待機室使い方001](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2021/02/d84d22bb5a1c463342917b60d880ff1b.png)
参加者アクセス時の表示
参加者がミーティングにアクセスすると、画面上に表示が出ます。
▼Zoomの画面を開いているとき▼
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/a32e01250544b2581f0f5072e15f96b5.png)
▼他の画面を開いているとき▼
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/3a5e43b2d79b7a773d95d29ad4f23cf4.png)
待機中の参加者には、『まもなく参加を許可します』という表示が出ます。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/5193bae44ba9c9c3c8de830202e71d43.png)
許可する
待機室に参加者の名前が表示され、『許可する』と参加者として入室します。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/2f7ae4e0d6b89f9cc486a25edbd5e819.png)
![zoom待機室使い方007](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2021/02/7623cfc75e15bf787e665f5ac194f206.png)
削除
『削除』すると、その参加者は同じミーティングに再参加できなくなります。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/e93d2f7f4f5bac29a540cd6204574f96.png)
参加者には、『あなたを削除しました』と表示されます。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/90185fe1a8895c5c0f8e9bd6bcc7d577.png)
もう一度アクセスしても、『ホストがあなたを除外しました』と表示され、再参加できません。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/042bb87a3101bcb74069f769a88c0475.png)
メッセージを送る
待機室にいるメンバーに対して、チャットで『メッセージ』を送ることができます。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/fbfdaf0e52405b818b3c4a03a537dc91.png)
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/fdbddc313621bd0e89506896bfc0ea7c.png)
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2020/05/1c9a9c2165ffbdb8e289364a6db58585.png)
一括指定のみで、個別には送れません。
入力してEnter。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2022/02/f1ccd68bb1bd751a198d0ec2693abc2e.png)
待機室のメリット
メリットは、不審者の侵入防止。
仮にアクセスされたとしても、入室の手前で防ぐことができます。
![](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2020/05/1c9a9c2165ffbdb8e289364a6db58585.png)
インターホンで確認して、知人だったら鍵を開ける感じ。
また、『許可を求めています』という表示が出るだけでも、ある程度の抑止力になります。『防犯カメラ録画中』と似たような効果ですね。
待機室のデメリット
参加者が多いと手間が掛かる
たとえば参加者が100人いると、許可する作業に手間が掛かります。
何人までならというのはありませんが、参加者が多くなりそうな時は、使わないという選択肢も視野に。
名前で判断できないことがある
知らない名前が待機室に表示されたときに、許可して良いものかどうか悩みます。
![zoom待機室使い方012](https://mix-time.com/wp-content/uploads/2021/02/182872e50a5209e81cd6c6af747f7b56.png)
知っている人かもしれない、でも見知らぬ悪人かもしれない。
あらかじめ「自分の名前で参加して」と案内しておけばいいかもしれませんが、やり方が分からなかったり、端末名などが表示されてしまうケースもよくあります。
一旦許可してから本人確認するのもありですが、念のため、メッセージを送って確認した方が良いと思います。
セキュリティに問題あり?
2020年4月頃、待機室機能において、セキュリティの脆弱性を指摘されていたことがあります。
今は改善されていると思いますが、そういう話があったことだけ、お伝えしておきます。
まとめ
- 参加者が待機室に集められる
- 『許可する』で正式に参加を許可する
- 『削除』すると強制退出
- 一括でメッセージを送れる
- 参加者が多いと許可する作業が面倒
- 名前で判断できないときはメッセージで確認
セキュリティを高めるひとつの手段として、パスコードとセットで活用しましょう。